文化・芸術

2008.05.03

花より団子、桃園より焼鳥

20080503_00大三国志展』に行ってきました。
東京富士美術館で今日から公開されている企画展示です。三国志ファンとしてはチェックしておかねばなりませんからね、初日からナミマおおさか氏と共に出陣です。

立川中華街で昼食をとり、昼過ぎに美術館に到着。
初日なので混雑は予想していましたが、老若男女、性別・世代を問わずに観覧者が入っているのには驚きました。『三国志』の普及度恐るべし。
・・・まぁ、後で考えると「学会」関係の方々も結構いたんじゃないのかな、と。

展示のほうは当時の出土品なんかを期待していたのですが、そこはそれ、博物館ではなく美術館ですからね。三国志関連の美術品が殆どでした。
とはいえ、中国の国家一級文物(日本でいうところの国宝)が拝める機会もそう多くありませんからね。じっくり眺めてきました。

美術品のなかには横山光輝や、コーエーのゲームでおなじみの長野剛、正子公也といった方々の作品もありました。特に正子氏は大三国志展のイメージキャラクターデザインを手がけたこともあって、展示のセクションそれぞれのタイトルイラストとしても使用されていました。
ただ・・・人物紹介に横山光輝の漫画を使うのはいかがなものかと思います。

記念品として大三国志展の図録と羽扇を買ってきました。

20080503_01

羽扇は袋から出して撮影したかったのですが・・・出し入れ口が小さくて、出すには袋を破かないと羽が折れてしまうのでやめました。入れることしか考慮されていない袋です。しかも陰陽魚の意匠が袋に貼り付いちゃってるし。・・・安いだけあって、粗悪品でした。

このほかに、ボールペンくらいの長さの武器セットも買ったのですが、帰宅して良く見ると、台紙にガッチリ接着されてました。アクションフィギュアに持たせようと思っていたのですが・・・単品売りを買えばよかったです(涙)

20080503_02

土産物売り場には「三国志饅頭」なるものがあり、500円とお手ごろな価格でもあったのですが・・・「肉汁の味」というシールが貼ってあるのをみて、購入中止。『水滸伝』でしょっちゅう出てくるカニバリズムな饅頭の香りがして(苦笑)
サンプルの断面はどうみても餡なんですけどね・・・。
ミルキーはママの味、饅頭も「ママの」味。・・・おぉ、怖い!

鑑賞後は漫画喫茶で時間を潰して飲み屋へ。
人と会ってるのに漫画喫茶でマンガを読むってのは大嫌い(一緒にゲームをするならOK)なんですが・・・まぁ已む無し。
焼き鳥屋に行こうと言うことで、ネットでちゃちゃっと調べて「翔太朗」という店をチョイス。結果的には当たりでした。
やっぱレバーが旨い店は何を食っても美味いですナ。

で、2人とも焼き鳥にすっかり満足してしまって、大三国志展の記憶が思いっきり上書きされちゃいました(笑)
その上、ダブって買った『北方水滸伝 15巻』をナミマおおさか氏に譲るのをすっかり忘れる始末。
次に会うのは『RED CLIFF』だろうから・・・半年先くらい。
お互い忘れてなければいいけど。




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