赤い崖と赤い戦士
『 レッドクリフ Part I 』観てきました。
公式HPでは「女性率48%」「この秋最強のデートムービー」という謳い文句ですが、周りを見渡すと年配のオジサマばかり。熟年カップルのデートムービーと化している印象でした。・・・まぁピークを過ぎたということでしょう。いろんな意味で(苦笑)
演義とも正史とも違ってはいますが、劇場短編作品としては落としどころかな、というところ。
長坂坡をやるなら張飛の大喝は入れて欲しかったところですが・・・見せ場なのに(形を変えて八卦陣のところで咆哮してはいましたが)。夏侯淵だって登場していたわけですし。関羽の見せ場は他に作ればいいわけだし。
反射光線の計は『アルスラーン戦記』でもミスルの駱駝騎兵に対してナルサスが用いている戦法ですが、出典は何なんですかねぇ・・・気になります。
ともあれ、アクション映画としては面白かったです(どちらかというとヒーロー映画のテイストですが)。やっぱりアクションとマスコンバットはスクリーンで見るに限りますね。
事前にたいむさんの記事で知ってはいたものの、シーンが切り替わるたびに現れる人物説明の字幕には閉口しました。同一人物に何度も出すなんて最悪ですワ。冒頭の時代背景の説明も萎えますし。字幕作ったヤツ(・・・というか、字幕設定した人)は反省して欲しいものです。
「驪姫」は「りき」という読みが正解なのに「れいき」ってルビがふってあるのもいただけません。驪姫は春秋戦国時代の人物から名前を取っているはずですからね、「りき」が正解。
ちなみにパンフには「りき」って書いてありますが公式HPには「れいき」って書いてあります。まぁHPの内容はかなり怪しいんですけどね。ちゃんと映画を見た人が書いているのかどうかすら。
劇中では曹操軍の将校達は孔明を「諸葛亮」って呼んでいるのに字幕では「孔明」で統一されていたりする一方、都督や大都督はそのまま使っていたり、どこまでわかりやすさを考慮しているのか微妙なところ。吹き替え版はどうなっているんでしょうねぇ。
もっとも、話はわかるんで問題はないんですけどねw
それにしても、トニー・レオンはメディアで本人を目にするときは何のことはない貧相な人物に見えるのに、劇中では凄く映えるんですよね。さすが役者。
来年四月はいよいよ赤壁の戦いのメインとなる水上戦。CGばかりになりそうなのが心配ですが、楽しみです。
日本向けなのかと思わせる「萌萌」という名の仔馬も出てくるんでしょうか・・・(笑)
映画鑑賞のあとは『G.F.F.』の新作、レッドウォーリアを購入。発売日だというのに、某所では半額未満の価格になってました。
実際、最近の『G.F.F.』のクオリティからすれば3,000円くらいが妥当ですがね。製造コストがかかっているのはわかりますが、購入した商品の満足度がイマイチすぎます。バンダイは見本だけ作って満足しているんじゃないかと思えるくらい。
レッドウォーリアは装甲も少ないので、肩のスラスターユニット以外はポロリも殆どない反面、相変わらず腰周りのクリアランスがギリギリなため脚はあまり大きく動かせません。脚側の固定ピンもギチギチなので無理して動かそうとすると多分股関節のシャフトが折れます。
可動フレームにしたんだから、もう少し動かすことを考慮して作ってくれたらいいんですけどね・・・。パーツは破損しやすいし。私の買ったものは、換装途中に首が固くて抜けなかったので、力を込めたらアンテナを引っ掛けて、見事に折れました。元々、キャスバルガンダムで飾ることはないのでそれほど問題ではないんですが。
でもキャスバルガンダムとしてはクオリティに個体差は少ないものの、レッドウォーリアの顔の差が酷すぎます。要選別。パッケージにイラストがプリントされているせいで非常に見づらいですが、適当に買うと泣きをみることでしょう。
『G.F.F.』はアクションフィギュアにしたいのかディスプレイモデルにしたいのかハッキリ決めたほうがいいと思うんですけどねぇ。最近のアイテムはすぐに投売りコース直行ですから。
私のように惰性で買ってる人もそろそろ見放す頃かと思います。少なくともレギュラーシリーズは、ね。
過去に取り上げたアイテムのリメイクやら、『プラモ狂四郎』を持ち出してこなきゃならないほどネタも尽きてきましたし、そろそろ終了して別のものを考えてもいいんじゃないんでしょうか。
折角『プラモ狂四郎』を持ってきて往年のファンを取り込もうとしても、パッケージの解説文が全部「四朗」って書いてある時点で終わってるんですがね。校正も何もあったもんじゃありません。薄っぺらい企画ですナ。
・・・っと、赤い崖、赤い戦士はここまで。
次は赤い崖の戦士。
トランスフォーマー、オートボットの戦士、クリフ(英語名:Cliff Jumper)。
「赤く」て「崖」、そして組織内の役職は「戦闘員(Warrior)」。そう、彼は「赤壁」且つ「レッドウォーリア」だったのです(笑)
当然のことながら、タイアップ商品というわけではなく、G1シリーズから登場しているキャラクターです。バンブルのカラバリ商品であることには違いないんですがね(苦笑)
『CLASSICS』シリーズのクリフは日本未発売。通常シリーズに含めるにしても、限定商品で売り出すにしても人気が今一つだからでしょうか。実際、取り扱いが少ないため高くなる傾向の海外版TFの中でも比較的安く入手できてしまいますし。
何かの作品の吹き替えで人気声優が声でも充てない限り、彼が日本で日の目をみることはないんでしょうなぁ・・・。
昨日の青一色の一日に続き、今日は赤一色の一日でした。
麻雀はやらないので緑一色の日は来ないと思いますw
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コメント
こんばんは!御覧になりましたか(^^)
>反射光線の計
これって元々には無いものでしたっけ?読み込んでいないので、「あったっけ?」と思っていましたが「あったのだろう」と調べもしませんでしたが(^^;
今回のオモチャは赤で統一ですねw
日の目も見ないだろうオートボット君の声優はともかくも、レッドクリフの吹替声優さんは中々好みです♪
周喩:山寺宏一・孔明:東地宏樹・曹操:磯部勉・孫権:平田広明・魯粛:大川透・劉備:中田譲治・尚香:朴路美・献帝:石田彰・・だそうです。DVDでチェックしたいかも。
投稿: たいむ | 2008.11.30 20:42
たいむさん、こんにちはー。
そろそろ終わっちゃいそうなので急いで観に行ってきましたw
>元々には無いものでしたっけ
ないですよ。
ここは張飛が、長坂橋に立って大喝するところ。「燕人張飛、これにあり!」ってね。
単騎で曹操軍を震え上がらせる名シーンです。
これがなくて不満を持ってる人は結構いるんじゃないかと思いますよ。
>吹替声優さん
曹操と劉備は顔で選んでる感じがするキャスティングですねw
投稿: 姫鷲 | 2008.11.30 21:50