« メタスできました | トップページ | 鼻をかみすぎて・・・アッガイに乗れそう »

2006.03.20

星の鼓動は愛

Z3Movie休暇を取って、劇場版『機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛』を観に行ってきました。タイトルの語呂の悪さとは裏腹に内容は面白かったです。
MS戦主体の作りになったお陰で、小難しいことを考えずに楽しめました。わかりやすいのはいいことです。
TV版と違って主人公はカミーユではなくハマーン(とシャア)に変わっていましたが(苦笑)

今回の焦点となるラストは・・・あまり好きではありません。ストーリーが、というよりも、くどいくらい「カミーユ生存」をやたらと強調する台詞回しに閉口した、というほうが正しいです。
〆としては、あれはあれでアリだとは思います。但しTV版の意外性と余韻には遠く及びませんが。・・・刻は涙を流さず。

鑑賞後は無性にアクションフィギュアで遊びたくなりました。スクリーンを縦横無尽に動き回るMS群を見ていたせいでしょうね。バンクじゃないって素晴らしい(爆)
新規描き起こしの戦闘シーンは、MSも当然良かったですが、今回はラビアンローズやジュピトリスといった巨大戦艦が迫力があって見応えがありました。

とはいえ、MSよりもキャラクターのほうが印象に残るのはガンダムがただのロボットアニメでない所以です。キャラクター間の台詞の掛け合いは秀逸です。その最たるものがヘンケン艦長とエマ中尉。
たいむさんも記事中で取り上げられていましたが、ティータイムのシーンや、アーガマでハマーンと会見するシーンなど2人の関係の見せ方が非常に上手い。微妙な距離のTV版も面白かったですが、カップル成立している劇場版もまた面白い。う〜ん、私も世話焼いて欲しい(笑)

人物のちょっとした描写では、ブリーフィングルームで疲れてウトウトしながらマニュアル(作戦資料ではないと思う)を読むファが可愛いかったです。細かいところで人物描写とか背景描写等がしっかりフォローされているのも良いところ。バスクが常時ドリンクを携帯していたり、レコアのヘルメットにハンブラビのモノアイが映りこんでいたり、ミネバの椅子の裏には体調をモニタリングするシステムが付いていたり・・・等々。
エピソードが大幅にカットされているせいでファが優秀なパイロットに見えるのはご愛嬌(苦笑)

同様に、エピソードカットのお陰で優秀に見えるのはウォンさん。アーガマのクルーたちと衝突する描写がザックリとなくなっているので、実にいい人になっちゃってます。金を出している上にあれだけ役に立つとあっては、口やかましいことなど些細な問題に過ぎません。

逆に格が下がってしまったのはシロッコとジェリド。シロッコは野心ばかりの俗物に、ジェリドに至っては「劇場版には登場する必要ないんじゃないの?」ってくらいどうでもいいキャラに成り下がってしまいました。この辺は青の零号さんが詳しく書かれてます。ハマーンとのサイキック合戦がなかったらシロッコもラスボス級にはなれなかったかも?あっても物足りなかったですからね。ヤザンとの絡みが少なかったのも悪役要素が不足した原因でしょう。
パンフに名前が載ってるにも関わらず一瞬で消えたガディも可哀相ではありますね。

意外にも健闘したのはサラ。第2部ではガッカリでしたが、キャストが変わって俄然活き活きとしました。15歳だったらあんな感じでしょう。名演技というわけではないにせよ、良かったと思います。演じた3人の中では声質的に1番好きです。
残念ながら池脇千鶴ではラストのサラのくだりは難しかったでしょうね。ドラマでは結構いい芝居するんですけどねぇ・・・。

そのラストのくだりといえば、バイオセンサー発動時にはしっかりロザミアが登場してましたね。カミーユとの関係性は希薄なのに。「Zガンダムにね♪」はカットされてたので、まだよかったですけど。その点『クライマックスU.C.』は酷い。同じ切り貼り作品でもえらい違いです。

そんな女性たちに護られてシロッコを倒したカミーユですが、フォウとロザミィのエピソードがなくなってしまったせいで主人公の座を追われる羽目に。劇場版でもいい台詞は喋っているのですが、その横には大抵ハマーンやクワトロが。背負ってるものが違うので完全に食われてしまってます。特に劇場版の榊原さんは凄い。あれでは下手な若手は絡めませんよ。ミネバを子役にして、きっちり壁を作ってしまったのはある意味正解です。
ストーリーを動かして動かしているのもハマーンだし、カミーユはTV版ほどのジゴロっぷりも発揮できず、エースパイロットとして使い倒されただけで終わってしまったような感じですね。

総じて好評価な今作のうち、不必要に目立ったのはラーディッシュのブリッジクルー。五分刈刑事みたいな人(笑)ハヤトと同じく檜山さんなのでヒーローみたいで違和感バリバリ。ガンダムシリーズで言うと、武者頑駄無が喋っている感じ。まぁアズラエルみたいなのがいても困りますけど。あれは上手下手とかではなくミスキャストだと思うなぁ・・・。ただでさえ目立つ風貌なのに。

・・・とまぁこんな感じですかね。1回書いて全部消えちゃったのでモチベーションもだいぶ低くなってます(疲)書き漏らしもあるかもしれませんが、忘れちゃうってことはその程度のものですから書く必要もないでしょう、多分。

新規作画部分は画も綺麗だし描写もしっかりしていてホント素晴らしいです(3部作のストーリーの整合性については微妙な部分もありますが)。前編新規作画で作る途はなかったんですかねぇ・・・。



さて、ここから蛇足。
帰宅途中でホビーショップに寄ったら『RAHDX』のステラ(Ver.2)が\2,000で売ってました。およそ半額。SEED関連のデカ物フィギュアは先日注文したルナマリアで最後にしようと思ったのですが、デキが良い上に半額とあっては・・・
SD_Athrun 「なら買うしかないじゃないか!」
√ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・・・と、いうことで買っちゃいましたw

そして『ガンダムウォー』のプロモーションカード「星の鼓動は愛」というのがいつの間にやら店頭に並んでいました。カード名称からして何かの付録っぽい感じなのですが、オフィシャルには何の告知も無し。
こういうことはやめて欲しいんですけどね。大会とかで入賞しないと貰えないものなら諦めもつきますが、普通に手に入る機会のあるものは入手可能なうちにアナウンスしてくれないと。かつて『Gジェネレーション』や『1/144フリーダム』で痛い目を見てるのであちこち目を光らせてはいるのですが・・・。
「私の知らない新カードが配布されていたのか!」
もう憤死しそうです。

|

« メタスできました | トップページ | 鼻をかみすぎて・・・アッガイに乗れそう »

コメント

姫鷲さん、こんにちは。

ハマーンの榊原さんには拍手!
腹を括った落ち着きのある女、、けれど悟りきってはいないどこかただの女も残した”若い女”を見事に演じられていたように思います。

一回目の鑑賞は構成とか、新作カットとか、ラストとかが気になってしまって、細かいところまで入り込んでの鑑賞できませんでした。
甥っ子のおかげで毎度劇場2回鑑賞。語りつくされているガンダム語録ですけど、新たなる台詞も含め、やはり素晴らしいものがありますね。
特にⅢ2回目の今回は、そのやり取りにぐぐっと引き込まれました。


また何かご購入のようですね。
「買うしかないじゃないかっ!」・・ほんとに便利な言葉ですw

>カード
『1/144フリーダム』ってあの500円くらいのですよね?
私は(たまにウチの記事に出てくる)中古店で買ったのですが、そういえば、カード、入ってました。
コレってなんか特別なんですか?そのまま箱に入ったまま放置してます。

投稿: たいむ | 2006.03.21 18:03

姫鷲さん、こんばんわ。

>2人の関係の見せ方が非常に上手い。
>微妙な距離のTV版も面白かったですが、
>カップル成立している劇場版もまた面白い。

これには私も同感です。
『恋人たち』で前振りに時間を掛けただけあって、人と人、
特に男と女の関係という視点で物語を進めるという手法が
第3部ではうまく機能していた気がしました。
おかげで軍事的主導権や人類の未来を賭けた戦いというよりも
プライベートな因縁の清算という色合いが色濃くなったようにも
感じられましたが、それはそれで良いのかなと。
ジェリド、ヤザン、シロッコの存在感が第3部で薄れてしまったのは
彼らに明確な「パートナー」がいなかったことが理由かも。
やっぱり、人は一人では生きていけないのですね。

TV版ほどの重厚さと衝撃度は無かったものの、今の時代に合わせて
希望を残しつつきれいにまとめたなというのが、私の印象です。
例えるなら『ナウシカ』の原作版と映画版の差に近い感じでしょうか。

>う〜ん、私も世話焼いて欲しい(笑)

私もです。できれば、ハマーン様に(笑)。

投稿: 青の零号 | 2006.03.22 01:07

たいむさん、こんにちは。
やっぱり1回ではあれもこれもとチェックできませんよね。私ももう1回見たいです・・・って、DVD買いますけど(笑)

劇場版のハマーンは演技も良かったですけど、シャアとの関係も明確に描かれていて、より深くなりましたね。超人類的な「指導者」ではなく「1人の女性」という面が前面に出てきたというか・・・。
今やクワトロの台詞として定着している、「やってみるさ」という台詞をシャアに対して言ってるのが印象深かったです。

>『1/144フリーダム』ってあの500円くらいのですよね
そうそう、安くてチャチいコレクションシリーズのヤツです。
入ってるのは「ガンダムウォー」というカードゲームのプロモーションカードです。初回版にだけ入ってます。
カードを手に入れるだけなら大して苦労はないんですけどね。でもプラも買うよりは高くついてしまうので。フリーダムは数百円というレベルですけど、場合によっては数千円に化けますからね。ホント、怖いです。
結局、気づくのが早かったお陰で、あちこち奔ってフリーダムは3つ確保。ダブったプラモは友人にあげました。

投稿: 姫鷲 | 2006.03.22 01:15

青の零号さん、こんにちは。

>『恋人たち』で前振りに時間を掛けた
トミノ御大もコメントした通り2は完全に続き物になっちゃいましたけど、それが良い方向に作用しましたね。

>ヤザンのパートナー
彼はあの後ゲモンというよきパートナーを・・・(オイ
劇場版の流れだとZZのストーリーは完全に黒歴史ですね。御大の中では逆シャア入れてガンダム7部作らしいですし。
エンディング近くでヒゲのOPの黒歴史シーンみたいな背景があったので、劇場版で黒歴史出てきちゃうのかと思いましたよ(笑)

>できれば、ハマーン様に(笑)。
「私にこんなことを言わせるな!俗物め」とか言いながらあれこれ世話を焼くハマーン様・・・今流行りのツンデレですな(笑)

投稿: 姫鷲 | 2006.03.22 11:45

たびたびこんばんわ、青の零号です。

>「私にこんなことを言わせるな!俗物め」とか言いながら
>あれこれ世話を焼くハマーン様・・・
このコメントを読んで、生きていてはじめて「シャアになりてぇ」と
思いました。
脳内で見えましたよ、顔を赤らめてるハマーン様が。
これか、これが「萌え」なのか!(^^;。

投稿: 青の零号 | 2006.03.23 01:01

青の零号さん、いらっしゃいませ。
・・・いや、赤い零号さんとお呼びしたほうがいいでしょうか(笑)

ちょっと前に
>可愛さとか萌えなど 俺は追いかけない♪
こんな風に歌ってた人を萌えさせてしまうとは、さすがハマーン様。
「僕は、あの人に・・・なりたい!」あ、こっちは青い人だ。

>>「私にこんなことを言わせるな!俗物め」
「私にこんなことを言わせるな!たわけ」
・・・・・・。
・・・あ、あれ?青で合ってる?(笑)

投稿: 姫鷲 | 2006.03.23 10:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51930/9181953

この記事へのトラックバック一覧です: 星の鼓動は愛:

» 劇場版「機動戦士ZガンダムⅢ~星の鼓動は愛」みた(感想編) [たいむのひとりごと]
ハマーン様登場で終了した「ZⅡ-恋人たち」その後、エゥーゴクルーの”グワダン”でのミネバ謁見から物語がはじまる。(以下ネタバレあり)やっぱり3部作の完結編は怒涛の展開が続く。バッサリとフォウやロザミアの部分をカットしたことで全編宇宙での戦... [続きを読む]

受信: 2006.03.21 17:39

« メタスできました | トップページ | 鼻をかみすぎて・・・アッガイに乗れそう »