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2005.06.24

星を継ぐ者

劇場版『機動戦士Zガンダム 第1部 星を継ぐ者』を観てきました。普段は自作をケチョンケチョンにけなす富野御大が、それなりに満足したコメントをオフィシャルでも残しているだけあって、面白い作品でした。
言ってしまえば「総集編」なので、怒涛のような話の展開の速さに圧倒されます。細かい部分は気にせず見るのが正解でしょうね。TVシリーズを見ずして、初見で事象を正確に把握するにはNT能力がないとムリ(苦笑)逆に、TVシリーズを見ていれば見ていたで、あまりそれを意識すると違和感ばかり感じてしまうことと思います。見たままを受け入れる姿勢が必要です。
新規作画部分はキャラクターの印象が全然違うので凄く変。好みの絵柄でないというせいもあるんでしょうけど、ビダン夫妻やバスク、ジャマイカンといった年配組以外は旧い作画のほうが断然良いですね。恩田キャラはちょっとキモいです。
一方、MSは新旧の違和感も大きくはありません。新規部分は動きも大胆で面白いです。全編あの調子でやられるとクド過ぎますけどね。鑑賞後はガルバルディとかアッシマーとか、MSの玩具が欲しくなります。「ガンダムは玩具を売るための作品だ」という御大のコメントもありますけど、確かに販売促進に繋がる作りをしてます。素晴らしい。
TV版からキャストが変更されたキャラについては、概ね良い意味でのイメージチェンジができていました。ハヤトはちょっとカッコ良すぎな気がしないでもありませんが。
褒めるばかりになってしまったので、一応断っておきますが、私は富野至上主義者というわけではありません。念のため。

総括としては、昔の作品とはいえTVシリーズも細かいところまでかなりきっちり作ってあったということに改めて感心しました。良い作品というのは力の入れどころと手の抜きどころが的確なんでしょうね、きっと。
とはいえ、先に書いたとおり『Zガンダム』が好きな人だからといって全員に薦められる映画ではありませんし、『Zガンダム』を全く知らない人にも強く薦めることはできない作品かと思います。ある程度ベース情報を持った上で、先入観無しに観るのがいいでしょう。なかなか難しいですけどね。

10月公開の第2部は、池脇千鶴のサラが楽しみです。ドラマで良い芝居する人がアニメで良い演技ができるとは限りませんがね。でも池脇千鶴なら期待してもいいんじゃないかなぁ・・・小器用そうだし。

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