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2005.03.14

マーズ、悲しみ終わるまで…

『トリスタ』のホワイトデーイベントは挫折しました。何か肘の腱が痛くなってしまって…。穴掘り操作が悪かったのか、最近仕事でタイピングすることが多かったせいか…とりあえずキャベツのお代わりをたくさん注文されたからというわけではないようです。
まぁ要するにトラックボールの操作をすると痛むわけです。不調をおしてまでプレイするゲームでもないのでね。男に貢ぐ気もないし、パス。

イベントをスルーすることを決めたので、空いた時間は先週末に買って来た『電脳戦記バーチャロン マーズ』をプレイ(トラックボールがダメでもPS2のコントローラなら、という発想がダメ人間)。今更感は拭い去れませんが、次回の『スーパーロボット大戦』に収録されるとなればやっておいたほうがいいかな、と。¥980だったし。

が、この¥980が曲者でした。非常につまらない。若本さんが出演していることだけが唯一の救いです。
元々バーチャロイドを自在に乗りこなせるほどの腕は持ち合わせていないので、機体の種類とか操作性とかは殆ど気にならないのですが、メイン要素である、ミッションクリア型のストーリーモードがダレるダレる。
淡々とミッションをこなしていくだけで、会話のやりとりは殆どなし。基本的に作業の連続になるので半ば拷問のようなものです。
そして最大の拷問はハッター軍曹とナレーション。
ハッターの妙なテンションと下手クソな台詞は種デスに登場した某アナウンサーも裸足で逃げ出すほどじゃないかと思えるくらいで、仕事として金を取ることもおこがましいというか…。OKを出したスタッフにも問題アリです。あれがスパロボで出て来たらと思うと…。
一方、ナレーションは、意味ありげなステージタイトルをボソッボソッと呟く感じ。森本レオみたいに。ただ、緩急も抑揚もなくボソボソ喋るだけなので何の余韻も生み出しません。何よりもバーチャロンの世界に合っていない。

変にキャラクター付けをしてしまったせいで、過去に構築してきたバーチャロンの世界を崩してしまったような気がします。CDドラマのほうがまだマシでした。VRのモデリングはカッコイイのに、宝の持ち腐れのようなゲームです。ストーリーモードを終わらせたら封印確定。発売時に定価で買っていなくて、ホント良かったです。

で、結局、トラックボール操作ごときで痛む肘は、PS2やろうがHP更新しようがブログ書こうが痛むわけで。根本的な解決にはなっていないのでした。ぽっくり。

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